風呂敷と袱紗に適した柄について

袱紗に適した風呂敷の柄は小紋柄になります。繊細でありながら個性的であり汚れも目立たずに、使用するシーンを選ばない正にマルチな柄が小紋なのです。

日本各地のさまざまな地域で工夫を凝らして意匠が作られており、地名にちなんだモデルがあり現在の東京である江戸や京都で生み出された京小紋や加賀の物などが有名になります。

小紋柄風呂敷

小紋は小さなパーツを組み合わせて作られており、鮫や行儀や角通しなどのデザインが一例です。

これらの代表的なデザインの色を変えたり、組み合わせたりしながら独自の布を染め上げることで実用品から晴れの日の着物まで幅広く対応してくれます。

現在の感覚で言えばカジュアルからフォーマルまで、応用の範囲が広いことが特徴です。

型染めや友禅などの発色に優れた染色技術を取り入れて、華やかな印象を持つ柄もあります。巾着や帯などに使うのには適した柄ですが、派手過ぎる物には冠婚葬祭や祝い事などでは慎んだ方が無難です。

日本文化は謙譲文化であり、主役を立てるために自分が目立たない配慮をすることも美徳になります。落ち着いたカラーとデザインの風呂敷を購入しておいて、晴れの日もお悔やみ時にも持ってゆきたいのが小紋柄なのです。

 

風呂敷の包み方や渡し方について

風呂敷には伝統的な包み方のバリエーションがあり、上手に使えば書類ケースやバッグとしたり貴重品ケースにも使うことが出来ます。

お悔やみ時に相手に渡す香典を包んだり、祝い事でご祝儀を渡す時にも風呂敷で持参すれば丁寧になり相手への気持ちを所作の中で伝えることが出来るのです。

日本文化は言葉だけではなく、こうした配慮を所作や行動の中に表現することでお祝いの気持ちや鎮魂を現わす文化になります。

風呂敷に包んで持参する
風呂敷の使い方は裏側を上にして広げて、対角線上に包むものを置いて手前の角からかぶせてゆくのです。次にはおくをかぶせて次に左右をかぶせて整えて完了です。

袱紗の場合には弔事と慶事で包み方が異なり、弔事は左が上になることから左包みと言い、慶事は右が上になるので右包みと言うのが特徴になります。金封を中央に置いて左右を折ってから上を畳み、下を重ねてから最後に横部分を最上段にするのです。この時に最上段になるのが慶事と弔事でことなります。

風呂敷から取り出した香典やご祝儀は、手のひらに載せて開いてから相手が読める方向に文字部分を揃えて渡し、受付の台に置いて記帳をするのが一般的です。

地域や風習により若干の差異があるために、地域のルールに従うことが大切になります。

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