まず、忘年会景品選びでやってはいけない禁じ手は
「すべての景品を同等の値段の無難なものにする」というものです。
品物選ぶ際、社員のすべてになるべく平等なものが当たるよう
適切な配慮のように思われる方もおられるかも知れませんが、
目玉のない景品争奪戦など座が白けるばかりです。
必ずひとつは最後まで期待感を引っ張ることができるような
忘年会景品を用意しましょう。
それが魅力的な商品であるほど、忘年会は盛り上がること
間違いなしです。
では、どういったものを忘年会景品の目玉にするのが
得策かと言うと、これは用意されている予算にもよります。
潤沢な予算を用意できる企業でしたら、旅行券や家電、
ゲーム機など「自分で買うにはある程度の覚悟が要る
金額ですが、人から頂くと大変お得感がある」ものが
望ましいでしょう。
不要な場合は欲しい人にあげても喜ばれますし、
そういった意味では誰もが知っている高級なスイーツなども
良い忘年会景品になるかも知れません。
対して予算が少なめの企業ならば、予算のうち
なるべく多くの金額を割いて、現金と同等の
価値のあるお食事券やクオカードなどを
目玉商品にすれば、ラストまで盛り上がりを保てることでしょう。
忘年会にかける予算が乏しい状況なのであれば、
二番目の目玉商品には宝くじなどを用意し、夢と希望で
参加者の期待感を煽るのもスタンダードではずさない趣向ですね。
景品が用意されている忘年会なら、その中身によって
場の盛り上がりが左右されるのは当然のことです。
予算が潤沢なら思い切った景品選びを、予算が乏しいなら
趣向を凝らした商品選びをすることで、幹事さんのお悩みも
軽減できるのではないでしょうか。